愛されたいのは、愛されてないから。
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シンデレラ・コンプレックスは、自立して自由に生きたいという願望と、誰かに依存しないと生きていけないという切実な状況のせめぎ合いだ。
これは考えてみると、親が自分の子供を親に都合が良いように育てようとした結果で、子供に生きる力を与えるどころか、逆に生きる力を削いでいった結果だろう。
親が子供を依存させることで言うことを聞かせようとした結果、子供は独立や自立したいのだが自立が怖くて板挟みになって困っているわけだ。
で、仕方がないから女の子の場合、白馬に乗った王子様が迎えにくるのを心待ちにする。
これがまあシンデレラ・コンプレックスということらしい。
だけど残念ながら待っていても王子様は迎えに来ない。
だから多くの女性は毎日飢餓感を抱えて過ごしている。
「愛されたい、ほめられたい、モテたい、恋したい」こういうキーワードが女性向け雑誌のタイトルとして毎月のように使われているのは、「愛されない、ほめられない、モテない、恋できない」という現実の裏返しってことだろう。
愛されたいのは、愛されてないからだし、ほめられたいのは、ほめられてないから。
ということで、女性を愛せる男性や、女性をうまくほめることが出来る男性が、女性を根こそぎかっさらっていくことになるわけだ。
歯科医のホワイトニング
女性は特別扱いが欲しい。
愛されたい、ほめられたい、モテたい、恋したい。
彼女があのテレビを買ったワケでは、これが若い女性向け雑誌から読みとれる、女性の願望のキーワードとして紹介されている。
「愛されメーク」「ほめられメーク」「モテるコーディネイト」「恋するファッション」こういう記事タイトルが女性を惹きつける。
つまり多くの女性は普段、「自分は愛されてない」「自分はほめられていない」「モテない」「恋できない」…と感じているからこそ、こういうタイトルに惹かれると言うことらしい。
なのでナンパ師や詐欺師などは、女性をほめまくる。
ほめまくって疑似恋愛のようなムードを作り、「自分は幸せになれるかも」と思わせて女性を落とす。
ナンパ師や詐欺師でなくても、女性相手に商品やサービスを売る場合は、同じ様に女性をほめまくったり、愛されるかもという印象を持たせ、商品やサービスを売り込もうとするわけだ。
しかし実は、女性がうれしいのは特別扱いされることで、自分が特別な存在であることを感じたときだ。
自分は他人とは違う特別な扱いを受けたときに心が動き、特別に扱ってくれた男性に好意を抱く。
たとえ他の人が自分とは別の特別な扱いを受けていても構わない。
自分向けにカスタマイズされた扱いであれば、うれしいのだ。