高級なモノを揃えたら「特別」になるわけではない。
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女性が望む「特別扱い」とは、超一流ホテルのもてなしと、同じだろう。
超一流ホテルは何が超一流なのか。
超一流の高級な設備を備えているから超一流かと思いきや、そうでもない。
そう言うモノは資金さえあれば、いくらでも作れるし真似できる。
しかも豪華さを求めるお客はすぐに飽きて、次はまた別のホテルに泊まりたくなる。
顧客が「次もまたここに泊まろう」と思うのが超一流ホテルの超一流たる由縁であって、外見的な贅沢さや高級感ではなく、顧客1人1人に対するサービスによって、顧客の心をガッチリつかんでいるから超一流なのだ。
こういうホテルは、たった1回宿泊するだけで、顧客の趣味や好みを把握し、次回の宿泊時の参考にそれを生かす。
なので2回目の宿泊からはもう、顧客にあった枕や寝具などは元より、好みの飲み物、好みのおつまみ、好みのサービスを用意して迎えてくれる。
さらに2回3回と宿泊回数が増えるに従って、まるで自分のことを全て知ってくれているかのようになり、顧客はもう他のホテルでは満足できなくなる。
豪華な設備や什器なら、お金を出せばすぐにでも用意できるが、こういう顧客1人1人に対する、こまやかなサービスというのは、長年の積み重ねがないと、作ることが出来ない。
女性が望む「特別扱い」も、恐らくはそう言うもので、ちょっとしたことや、ふと漏らした言葉でも、それを聞き逃さずに、女性がやりたいことを後押ししてくれることだろう。
歯科医のホワイトニング
モテる男のマス・カスタマイズとは
モテる男というのは、超一流ホテルのように、女性の好みや趣味を把握して、それをほめるための言葉を用意している。
髪型が変わったなと思ったら、「その髪型、似合ってるね」と言うし、カバンやアクセサリーが変わっていたら、「そのカバン、オシャレだね」などと言う。
アダム徳永さんの「毎日使える ほめ言葉」という本には、持ち物やアクセサリー、着ている服の色などをほめて、さらに女性が評価して欲しい内面をほめろと書いてある。
モテる男というのは、こういう「ほめる言葉」をたくさん用意していて、タイミング良くそれを言うことで、女性に「特別扱い」するわけだ。
また女性がポロッと一言漏らした言葉から、その女性のやりたいことなどを察知して、それに合ったモノを出せるのもモテ男の凄さだ。
女性がオシャレなレストランで食事をしたいのであれば、隠れ家的なオシャレなレストランに連れて行くし、落ち着きたいのであれば、落ち着いた美術館や博物館に連れて行く。
女性の言葉や様子を常に観察していて、女性が今まさに望んでいることをしてあげる。
そうすると女性は「特別扱いされている」という気分になり、「大事にされているんだ」と安心して頼ってくれる。
モテる男性というのは、女性を連れて行ける場所を色々知っていて、その時々に応じてそれを使い分けれるから、モテるのだ。
まさにこれがモテ男のマス・カスタマイズって事だね。