女性との会話はガッカリすることが多い
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女性と話をすると疲れる。
そういう印象がある男も多いはず。
一生懸命、女性の話を聞いて会話するのだが、あとでものすごい虚無感に襲われたりする。
というのも男性と女性では、話をする目的が根本的に違う。
男性の多くはたいてい、何かの目的を持って持って話をしようとする。
話をすること自体に価値があるわけではなく、その先に何か叶えたい欲求があるわけである。
たとえば女性にモノを頼みたい、お金を借りたい、好きな女性への橋渡しを頼みたい、癖を直して欲しい。
そう言った何か自分が叶えたい欲求があって、そのために女性に話しかけるわけである。
ところがたいていの女性の場合、話をすることが目的であって、会話自体がゴールであることが多い。
話をして良い気持ちになることが目的で、十分な時間、話をしてしまったらその時点で欲求が満たされてしまう。
そうなるともう、男性が求めている問題解決には興味がなくなってしまうし、男性を助けてあげようと言うインセンティブもなくなってしまう。
というのも人間は満足すると、何にもしなくなるのが普通であるから。
だから男が問題解決のために女性と話をしてもムダで、会話に時間をとられた挙げ句に何も解決せず、徒労感を味わうことになる。
歯科医のホワイトニング
行動を起こすには報酬が必要
男性が積極的に女性と話すには、何かご褒美が必要だ。
男というのはゴールを設定して、それを達成することに快感を覚えるので、ゴールと見返りがないと話せないのだ。
もともと会話に対して苦手な男性は、会話すること自体が苦痛であるから、報酬がないと積極的には話させないのだ。
これは心理学の「行動分析学」を知っていれば当り前の話だ。
行動分析学では、人間が何かの行動を起こすには、行動を起こした前後で何かが変わらないといけないと言う。
つまり会話をする前と後で、会話をした人に何か利益がないと、積極的に話そうという行動が起こらないわけだ。
そしてこれは利益があるか損になるかで、行動が強化(strengthen)されたり、弱化(weaken)されたりする。
つまり
- 「話してみた」→「利益があった」→「もっと話そう」
- 「話してみた」→「損した」→「話するのを止めよう」
女性の場合、会話をすること自体や、話に参加わることに安心感を覚える傾向があるので、会話をすることが強化されていく傾向があるが、男性にはなかなか行動を強化する要素がない。
つまりこれが男が会話が苦手になる原因だ。