ホルモンバランスで女性の気分はどう変わるか
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まず女性が一番輝いて見えるのは、排卵前である。
右の図で言うと左半分の部分になるが排卵が近づくに連れてエストロゲンという女性ホルモンの分泌レベルが上昇する。
エストロゲンは思春期から増えるホルモンで第二次性徴を起こすホルモンである。
なのでエストロゲンが増えてくると女性は身体全体に脂肪が付き、胸やお尻がふくらみ体臭も女臭くなる。
つまり排卵前の女性というのは、肉体的魅力が増大するわけだが、気分もどちらかというとハイな気分になっている。
そして当然の事ながら、男性を求める気分になる。
排卵というのは妊娠して子供を作るための準備だから、気分はちょっとHな気分になるのも当然だろう。
歯科医のホワイトニング
排卵後、女性は機嫌が悪くなる
排卵というのは卵巣の中で成熟した卵細胞が、卵胞と言う袋の裂け目から飛び出して、卵子が卵管を通って子宮に降りてくることをいう。
排卵日には下腹部に鈍痛が起こることもある。
これは卵胞が裂けたときにでる血液が刺激になって痛みが走るという。
排卵が起こると子宮頸部に卵白状のねばねばした粘膜ができるので、それがオリモノとして下着に付いたりすることもある。
卵管を通って子宮まで降りてきた卵母細胞は24時間ほどそこに留まり、受精しなければ退化を始める。
なので妊娠するためには排卵の前後1日の間に、するべき事をしていないといけないことになる。
ここで受精が行われなかった場合、排卵の約2週間後に月経・生理が始るのだが、このときホルモンバランスは大きく変化する。
というのも裂けた卵胞が黄体(おうたい)に変化して、プロゲステロンというホルモンを出し始めるからである。
プロゲステロンが増え始めると女性は体温が0.2度ほど上昇する。
乳腺を発達させ、妊娠して子供を作る準備に入る。
これは妊娠していようがいまいが起こることで、月経が近づくに連れて腰痛・腹痛・頭痛・むくみ・悪心・食欲不振・乳房の緊張などが起こり始める。
これを月経前症候群PMSと呼ぶが、精神的に不安定になって、落ち込んだり怒りっぽくなったりすることも多いということである。