女性の脳はマルチタスク型
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女性の脳は男性の脳より小さい。
しかし小さいのにもかかわらず十分な機能を持っている。
男性の知能は脳の大きさに比例するが、女性の知能は脳の大きさとは関係ない。
なぜなら女性というのは脳の全体を上手く使ってモノを考えているからだという。
男の脳はコンピュータで言うとシングルタスク型で、一度に一つのことしか処理できない傾向がある。
これは男性の脳が、戦いや獲物を捕るために肉体を制御することを第一にしているからなのだろう。
身体は一つしかないから答えは一つでないといけない。
右に動くのと左に動くのを同時には行えないから、判断する場所は一つでないと混乱するし矛盾が生じる。
一方女性の脳は、マルチタスク型である。
マルチタスクというのは複数のプログラムを同時に動かせる仕組みである。
女性というのは新生児の頃から既に人の声に敏感に反応し、赤や黄色や緑の色にも反応するという。
しかし音声認識や画像認識はコンピューターでもたくさんのリソースを必要とするから、扁桃体だけで処理しきれず、早くから大脳皮質を使うのだろう。
歯科医のホワイトニング
同時にたくさんのことが出来ても、統合できるかは別の話。
女性の脳はマルチタスク型だという。
音や色彩に敏感な女性は、声を聞き分けたり色を見分けたりを同時に行う。
子供を育てるためには、そう言うマルチな脳でないとダメって事なのだろう。
ところが同時に複数のことができる能力があっても、上手くやれるかどうかはまた別の話である。
というのも複数のことが同時にできると、作業の優先順位を付ける必要があまりない。
一度に二つ以上のことができると、どれを先にやって、どれを後にやるか、優先順位を付けなくてもできる。
そうなると逆に何をやっても中途半端になる危険性があるし、同時に作業を終わらせるという事も難しくなる。
料理が上手い女性と下手な女性は、ここで大きく違ってしまう。
料理が上手い女性は、料理が同時にできあがるが、下手な女性は同時にできあがりもしないし、味も今いちになる。
一度に二つ以上できる脳力があっても、優先順位を付けて作業するというのは別だと言うことらしい。
自分が持っているリソース・資源をどう上手く使うのか。
それは男も女も訓練次第であって、だからこそマルチタスクで動ける人間も非常に多い。