女性は一体何が欲しいのか。我々男にとってこれはかなり難解だ。彼女や奥さんに、良いと思ってプレゼントしても、ほとんど喜んでもらえなくて、ガッカリした経験も多いだろう。では女性は一体何を欲しがっているのか。非常に参考になる本があったので、紹介しながら考えてみることにする。この本は、女性マーケッターが書いた女性が欲しがっているモノについて書かれた本。マーケッターというのは、モノを売るアドバイスをする仕事...
女性が欲しいもの 女性が喜ぶプレゼント記事一覧
女性マーケッター、木田理恵さんの本、彼女があのテレビを買ったワケから探る女性心理のつづき。お気に入りDVDを楽しむために、大画面テレビとDVDを買いに行った木田さん。山ほどあるメーカーや機種の中から、自分の用途に十分な性能の機種を、友人の男性のアドバイスで絞り込んだ。しかしどれを買うのか最終決定は、当然ながら本人がしなければならない。機能的には甲乙付けがたく決めてはない。というか彼女が必要としてい...
女性にとって買い物は2種類に分かれるという。木田さんの本によると女性の買い物は、1円にこだわるコストパフォーマンス重視の買い物と、値段を気にしない感覚重視の買い物があるという。つまり日常的な生活必需品にはお金を惜しむが、自分のためのモノにはお金を惜しまない。何かと理屈を付けて、高額な商品を買ったり、高級エステに通ったりする。こういう2種類の買い物は、もちろん男でもする買い物だ。たとえば熱狂的なアイ...
女性の買い物やプレゼントには、「通常モード」と「特別モード」があるらしい。通常モードというのは簡単に言うと、何かの用が足せればよいと言う状態。そしてもう一方の特別モードというのは、自分自身が特定の気分になる様なモード。買い物にムードが必要な場合は特別モードで、不要な場合が通常モードと言うことらしい。そして女性はその日の気分によって、行動を大きく変えるらしい。というのも木田理恵さんの彼女があのテレビ...
彼女があのテレビを買ったワケに学ぶ女性心理。女性は「幸せ」に弱いという。だから幸せを連想させるような商品やサービスにお金を支払うのだという。たとえば女性はなぜか、お姫様にあこがれる。お姫様というのがどういうものか、小さな子供にはよく分からないはずだが、それでも何故か昔からお姫様は大人気だ。まあ、きれいなドレスを着て、ニコニコして楽しそうというのが、お姫様って事なんだろうけれど。しかし女性は単なる格...
シンデレラ・コンプレックスは、自立して自由に生きたいという願望と、誰かに依存しないと生きていけないという切実な状況のせめぎ合いだ。これは考えてみると、親が自分の子供を親に都合が良いように育てようとした結果で、子供に生きる力を与えるどころか、逆に生きる力を削いでいった結果だろう。親が子供を依存させることで言うことを聞かせようとした結果、子供は独立や自立したいのだが自立が怖くて板挟みになって困っている...
ブランド商品が好きな女性は多い。ただ「ブランド」と言っても、様々だ。バッグのブランドだとか、洋服のブランドだとか、口紅などの化粧品からシャンプーに至るまで。ではなぜ女性がブランドに凝るかというと、実は「自分らしさ」「私らしさ」の表現方法だからと言うことらしい。女性の多くは「私らしい」にこだわりがあって「私らしい服」「私らしいカバン」「私らしい口紅」がうれしいのだという。グッチのカバンを持って街を歩...
多くの女性がこだわっているのが「自分らしい」「私らしい」ということ。なので必要に迫られている物には安くてお得な物を買うが、「私らしい」に関する物は、たいていワンランク上の商品を買う。そしてそれは自分の家で使うモノにも「私らしい」というモノが入ってくる。たとえばドラッグストアーに行くと、山ほどシャンプーやリンスが並んでいる。値段も高いモノから安いモノまであって、男性目線で言うと、何でこんなにたくさん...
女性というのは幸せな気分が大好きだという。風呂に何時間も入っていられるのも、友達と何時間も話していられるのも、それが幸せな気分になれるからだ。風呂に入ったり友達と話すのが幸せならばそりゃあ何時間でも風呂に入ったり話を続けたり出来るだろう。しかも女性はちょっとした出来事でも幸せな気分が長続きするから不思議だ。育てている植物の花が咲いた、子供がお弁当をきれいに食べた、会いたい人から連絡が来た。あるいは...
女性は「私らしい」で幸せを感じる。「私らしいモノを持ち」「私らしいモノを食べ」「私らしいモノが並んだ部屋」で「私らしいシャンプーやリンスを使う」。そう言うことをしている自分が楽しくてそう言うことをしている自分がいとおしい。なのでそう言う「私らしい生き方」を周囲の人に理解してもらい、後押ししてもらいたいと思っている。ところが実は、その「私らしい」が何なのかは、本人にもあまりよく分かっていない。分かっ...
男性にとって「私らしさ」「自分らしさ」はあまり重要でない価値観だ。というのも男にとっては自分の決めた目標を達成することが重要で、そのために努力することが偉いのだ。なのでやりたいことをやっていればそれで良いし、張り合う仲間やライバルがいればなお良い。または売り上げだとか利益だとかいう結果を表すデータがあるなら、それだけでも十分にやりがいを感じることが出来る。こういう勝敗や順位、データというのは、非常...
女性は「私らしい生活」や「私らしい生き方」に幸せを感じるという。なのでそう言うことをしているのをほめられたり、後押ししてくれるのが、うれしいことだという。しかし「私らしい生活」や「私らしい生き方」ほど、男性にはわかりにくいことはない。これがAKB48メンバーの女の子達なら、自分の目標をハッキリ口にしているので男性にも応援しやすい。たとえば歌手になりたい、シンガーソングライターになりたい。全国を回っ...
女性にとって「私らしいファッション」「私らしい生き方」をするのは幸せだ。ただし何が「私らしい」のかは、周囲の者には分からないし、実は本人にもよく分かってない。どういうものか言葉にしてもらおうとしても結局よくわからない事がほとんどだ。分かっているのはありふれたものではなく、「ワンランク上の」ファッションや、「ワンランク上の」生活ってことで、「私らしい」というのは、たくさんある「ワンランク上」の中から...
女性は「特別扱いされること」がうれしい。特別扱いと言っても、その女性に合わせた扱いで良く、お姫様扱いまでは必要ない。要するに相手が自分のことを見てくれて何か気付いて反応してくれれば良い。たとえば髪型が変わったとか、アクセサリーが変わったとか、そう言うことに気が付いて、何かしてくれれば良いと言うことらしい。これは相手が男性でも女性でも良く、ビジネスでもプライベートでも構わない。自分が見守られている、...
超一流ホテルは、なぜ超一流なのか。それは設備や什器が超一流だからではない。豪華な設備や什器を備えるだけで良いなら、お金さえあればすぐに超一流ホテルになれる。そうであればちょっと不況になれば、毎年のように超一流ホテルの倒産がニュースになってもよさそうな話だが、潰れるのは超一流ではなくて、超一流ホテル以外のホテルである。つまり超一流なのは設備や什器のせいではなく、顧客の扱いが超一流で、高い金を払うだけ...
女性が望む「特別扱い」とは、超一流ホテルのもてなしと、同じだろう。超一流ホテルは何が超一流なのか。超一流の高級な設備を備えているから超一流かと思いきや、そうでもない。そう言うモノは資金さえあれば、いくらでも作れるし真似できる。しかも豪華さを求めるお客はすぐに飽きて、次はまた別のホテルに泊まりたくなる。顧客が「次もまたここに泊まろう」と思うのが超一流ホテルの超一流たる由縁であって、外見的な贅沢さや高...